■強度行動障害とは
強度行動障害とは、周りの人のくらしに影響を及ぼす行動が高い頻度で起ったり、自分の体をたたいたり食物でない物を口に入れるなど、本人の健康を損ねる行動や、他人を叩いたり物を壊すなど、、特別な配慮された支援を必要とするような状態のことを言います。適切で専門的な支援を行う必要があり、医療を含めた強度行動障害に関する総合的な支援体制の構築、及び、障害者福祉施設等の従事者が、専門的な知識や技術を身に付け、本人の生活の質を向上させることが求められています。

■強度行動障害支援者研修
この強度行動障害支援者養成研修（基礎研修と実践研修）とは、入所、居宅、通所、相談などの、強度行動障害者の障害福祉サービスに携わる一般職員を対象に、今後、従事者として身に付けるべく「基礎的な知識」と「初歩的な支援計画の立案方法」を学ぶ研修です。

原則として、障害福祉サービス事業所等において、
知的障害、精神障害のある児者を支援対象にした業務に従事している者、
今後従事する予定のある者若しくは障害福祉サービス事業所等の連携医療機関等において
治療に当たる医療従事者又は障害福祉サービス事業所等と連携し
強度行動障害のある児童生徒の支援に当たる特別支援学校の教師等とする。
また、実践研修は基礎研修を修了した者とする。

基礎研修：22,000円
実践研修：22,000円
テキスト他教材費：3,520円
　※すべて税込価格です。

2021年4月から使用テキストを「強度行動障害のある人の「暮らし」を支える（中央法規出版）」に変更しております。


お支払い方法：
弊社指定のゆうちょ口座への振込（お受付後7日以内）をお願い致します。
振込先情報はメールでご案内となります。


※受講者数が催行人数を下回る場合は、開講を延期又は中止とさせていただきますことをご容赦ください。

Q１、研修の受講前後に試験（テスト）がありますか

A、試験（テスト）はありません。

Q２、実践まで受講したいが受講する順番はありますか

A、先に基礎研修を受講されてから実践研修を受講してください。

オンライン講師：夛川王彦
（公認心理師・社会福祉士・介護福祉士・保育士）
強度行動障害支援者養成研修は「考える研修」です。
なぜなら、考え＝意思を他者へ伝達・共有するという概念が支援において非常に重要だからです。
オンライン授業は、インターネットという「メディア」を通じて行われますが、私たち一人ひとりもまた「メディア」です。
研修を通して、意思伝達が難しい強度行動障害の状態にある方々の想いを繋ぐ「メディア」となろうと強く動機づけられるような授業づくりを追求しています。
オンラインという利便性を活かしながら、強度行動障害のある方の「メディア」となることを目指し、研修で得た知識・技術・情報・考えたことを、他の支援者に伝達・共有する「メディア」となれるよう、インタラクティブな学びを共に深めていきましょう。

実務者研修　同行援護　強度行動　講師：藤橋
（保育士・介護福祉士・介護支援専門員）
学びから得た知識は、誰からも奪われる事のない自分の財産。仲間と一緒に楽しく学びましょう。
高校は保育科を卒業し、保育士資格を取得（当時は保母資格）保育士として勤め、後に高齢者、障がい者支援。
小学校での支援員経験もあります。　

強度行動　講師：成瀬眞佐子
（社会福祉主事・幼稚園教諭・知的障害援助専門員資格・相談支援従事者初任者研修）
一緒に考えましょう～
強度行動障害は生まれつきの障がいではなく周囲の環境や関わりによって現れる状態です。
特性・特徴を理解して、環境を整えてあげましょう。
笑顔で楽しく学びましょう
強度行動障害の方のこと分かりやすく、理解できるように　一緒に学びましょう

しかくの学校ホットラインでご受講できる他講習会

・強度行動障がい支援者養成研修

・同行援護従業者養成研修

・実務者研修教員講習会

・介護福祉士実習指導者講習会

・医療的ケア教員講習会

・社会福祉士実習指導者講習会

・精神保健福祉士実習指導者講習会

・介護教員講習会

・実務者研修